バイナンスのコンバートと、両替って何が違うの?
手数料はどっちがお得?
以上のような、バイナンス(Binance)のコンバート両替の違いについての質問にお答えします。
この記事の内容
・バイナンスのコンバートと両替の違い
・コンバートと両替の手数料徹底比較
本記事では、バイナンス(Binance)のコンバートと両替を使いこなすコツを解説しました。
バイナンスは、コインチェックやビットバンクと違い、聞きなれない「コンバート」や「両替」といった単語に戸惑いますよね。
ですが、コンバートや両替にはそれぞれのメリットがあり、使い分けると効率的な取引ができます。
画像たっぷりで解説していますので、参考にしつつ売買してくださいね。
コンバートと両替を使いこなして、快適な仮想通貨ライフを楽しみましょう!
バイナンス(Binance)のコンバートと両替の違いは?
バイナンス(Binance)のコンバートと両替の違いは、以下のとおりです。
バイナンスのコンバートと両替の違い
コンバート:そのときのレートで通貨を変換
両替:指値や成行などで板注文
よくわからない。
詳しく解説します。
バイナンスのコンバートとは
バイナンスのコンバート
・そのときのレートで通貨を変換
・手数料無料
・少量のスプレッドが発生
・マイナーな(有名でない)通貨同士は変換できない
・余った通貨を少額でもBNBに変換できる
コンバートは、例えばビットコイン(BTC)からイーサリアム(ETH)などへ、そのときのレートで交換します。
レートは時価で決められており、「いくらで交換したい」などの単価指定はできません。
手数料は無料ですが、わずかなスプレッド(実質の手数料)が発生します。
よく使われる仮想通貨のリップル(XRP)から、マイナーなポリゴン(Matic)への変換はできますが、ステラルーメン(XLM)からポリゴン(Matic)といったマイナーな通貨同士の変換はできません。
コンバートできる仮想通貨は、こちらの記事で解説しています。
》バイナンスのコンバート可否例
↑またコンバートの便利な機能として、売買で余った少額の仮想通貨を、すべてバイナンスコイン(BNB)に変換できます。
バイナンスの両替とは
バイナンスの両替
・指値、成行などで板注文
・売買手数料が発生
・マイナーな(有名でない)通貨同士の両替はできない
両替は、例えばビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)などを交換できます。
「この単価で交換したい」といった単価指定(指値注文)ができ、その単価で売買する相手がいれば、取引成立します。
0.1%の取引手数料が発生します。
例えば1ETHに両替したら、0.001ETHが手数料です。
またマイナーな仮想通貨は、両替ができません。
例えばリップル(XRP)からポリゴン(Matic)は、コンバートはできますが、両替はできません。
バイナンスのコンバートと両替はどちらがオススメ?
コンバートと両替はどちらがオススメかは、以下のとおりです。
コンバートと両替はどちらがオススメ?
・手数料はほぼ変わらない
・端数を残したくないならコンバートがオススメ
手数料については、両替する単価によりますが、例えば成行注文(バイナンスでいう市場注文)では、コンバートのスプレッドと両替の手数料を考慮しても、コンバートが数円お得なだけでした。
手数料はほぼ同じですが、両替は通貨の端数分が残るので、全額を交換したい場合はコンバートの方がオススメです。
バイナンスのコンバートと両替の手数料比較
バイナンスのコンバートと両替の手数料を、同時刻で比較しました。
コンバートと両替の手数料比較対象
・リップル(XRP)からイーサリアム(ETH)へ約3万円分交換
↑バイナンスアプリの、Pro仕様で行います。
↑「ライト」と「Pro」の切り替えは、人マークのアイコンをタップします。
↑トレード>コンバートをタップします。
↑変換前と後の仮想通貨を選び、変換する数量を入力します。
↑このときの、リップルからイーサリアムへコンバートレートは、1XRP=0.00022195ETHです。
スプレッド込みですので、0.09299705ETHが手に入ります。
コンバートの詳しいやり方は、こちらの記事で解説しています。
》バイナンスのコンバートのやり方
↑では、次は両替の場合です。
「両替」をタップし、両替する通貨ペアを検索します。
↑リップルをイーサリアムへ成行(市場)で両替した場合です。
↑約定価格が0.0002221ETHで、合計419XRPを両替しました。
0.0002221 × 419 = 0.0930599ETH
売買手数料は0.00008351 + 0.00000955 = 0.00009306ETH
手数料を差し引くと、0.0930599ETH – 0.00009306ETH = 0.09296684ETHが手に入ります。
コンバートのETH最終受取額 | 0.09299705ETH |
両替のETH最終受取額 | 0.09296684ETH |
差額は0.00003021ETHで1ETH=30万円とすると、約9円分コンバートの方がお得になりました。
なお、売買手数料10%OFFになる紹介を受けているとしても、
売買手数料0.00009306ETH × 10% = 0.000009306ETH(約3円)
ですので、それでもコンバートの方が少しお得です。
10%OFFの紹介コードは、こちらの記事で解説しています。
》バイナンスの口座開設紹介コード
もちろん両替のタイミングによって、高い単価で約定したら、両替の方がお得になる場合もあるよ。
それでも、大きく違いはないってことだね。
バイナンスのコンバートと両替の違いについてのよくある質問
バイナンスのコンバートと両替の違いについてのよくある質問をまとめました。
Q.コンバートと両替は、どちらが手数料がお得ですか?
A.手数料の差はほとんど無く、数円程度です。
Q.コンバートと両替は、どちらがオススメですか?
A.コンバートがオススメです。
理由は、端数分も交換できること、手間がかからないことです。
Q.すべての仮想通貨をコンバートできますか?
A.いいえ。マイナーな(有名でない)通貨同士の変換はできません。
例:○リップル(XRP)→ポリゴン(Matic)、×ステラルーメン(XLM)→ポリゴン(Matic)
Q.すべての仮想通貨を両替できますか?
A.いいえ。両替できる通貨ペアは限りがあります。
例:○イーサリアム(ETH)→ポリゴン(Matic)、×リップル(XRP)→ポリゴン(Matic)
Q.余った仮想通貨はコンバートできますか?
A.はい。端数の余った通貨はBNBにコンバートできます。
バイナンスアプリのPro管理画面で、ウォレットをタップし、「少額残高をBNBにコンバートする」をタップしてください。
以上がよくある質問です。
まとめ:バイナンスのコンバートと両替を使い分けよう
この記事では、バイナンスのコンバートと両替の違いを解説しました。
「NFT購入のために、イーサリアムやポリゴンに交換したい」
「DeFiをするのにBNBに交換したい」
そういった場合は、手っ取り早くコンバートがオススメです。
バイナンスのコンバートと両替を、上手く活用してくださいね。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。